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232話 【父は日本人 母は原住民族】

新田君の家族は、新田君を含め 

見る限り、いつも笑顔が絶えなくて

幸せそうな家庭でした。




私が喉から手が出るほど欲しいものを

新田君は沢山持っていたんです。




気付いたら

歯ぎしりしてて




ああ、これが憎しみなんだなと自覚するまで 

そう時間はかかりませんでした。





羨ましかったんです





和やかに家族と会話ができることが


一緒に家族と料理する環境が


親に気にかけてもらえる生活が





新聞にだって載れちゃうんだって


自分がすごく、みじめでした





どうして??


なんで??




自分の全てに疑問が尽きませんでした。




















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物心が付くっていうのが、たぶんこの頃だったんですよ。

それまでは、自分の感情が何なのかもわからなかったし
ストレスっていう単語も知らなかったので 
腹が立っていることも、腹が立っている理由もわからなかったんです。


ああ、これがそうなのか~と自覚するまでずいぶんかかりました


なので、私10年以上 色んな成長が遅れている自覚があります。
人様の機微を見るなんて芸当、難しいし 
だいぶ遅れてから磨くもんだから、へたっぴだし

人生は恥のかき捨てと言いますが

思い起こせば穴を埋めて入りたいくらいのことがいっぱいで
いい年してるのに出来なかったこと、未だにできないことがいっぱいで

開き直るか、記憶を封印するしかないですね!!!相手の!!!





(注:一応、新田君は偽名です)



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