




新田君の家族は、新田君を含め
見る限り、いつも笑顔が絶えなくて
幸せそうな家庭でした。
私が喉から手が出るほど欲しいものを
新田君は沢山持っていたんです。
気付いたら
歯ぎしりしてて
ああ、これが憎しみなんだなと自覚するまで
そう時間はかかりませんでした。
羨ましかったんです
和やかに家族と会話ができることが
一緒に家族と料理する環境が
親に気にかけてもらえる生活が
新聞にだって載れちゃうんだって
自分がすごく、みじめでした
どうして??
なんで??
自分の全てに疑問が尽きませんでした。
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物心が付くっていうのが、たぶんこの頃だったんですよ。
それまでは、自分の感情が何なのかもわからなかったし
ストレスっていう単語も知らなかったので
腹が立っていることも、腹が立っている理由もわからなかったんです。
ああ、これがそうなのか~と自覚するまでずいぶんかかりました
なので、私10年以上 色んな成長が遅れている自覚があります。
人様の機微を見るなんて芸当、難しいし
だいぶ遅れてから磨くもんだから、へたっぴだし
人生は恥のかき捨てと言いますが
思い起こせば穴を埋めて入りたいくらいのことがいっぱいで
いい年してるのに出来なかったこと、未だにできないことがいっぱいで
開き直るか、記憶を封印するしかないですね!!!相手の!!!
(注:一応、新田君は偽名です)
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