312話 【父は日本人 母は原住民族】







リストカットじゃ

なかなか あの世にいけないって

知識で知ってたから



確実にやるなら

首かなって

包丁当ててみたんだよね。



めちゃめちゃ 怖くて

もう刃を 首に当ててるのに

あとちょっとなのに

手に力が入らないんだ できないの。




そして、その格好のまま 考える

私はどうしたいのかを。








生きたい





本当は生きたい





死ぬのなんて まっぴらごめん








でも

誰にも愛されずに

イジメに合い続けながら

生きるのがつらかった 




産まれてきてから 

ずっとその環境なんだ





精神が耐えられるわけないよ




















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リストカットをした手首の切り傷の跡や、してる瞬間をはじめて見たのは中学生の頃。家庭のストレスでやってる先輩がいた。その先輩はいつも両腕にリストバンドを付けていて、リストバンドをめくるとすごいことになってた。めくらなくても、腕に傷がたえなかったけど。その先輩はピンピンしていた。そうか、それだけだと死なないんだと知った。私は、小さい頃から痛めつけられてきたせいか、痛みというのに対して恐怖やストレスがすごくある。

例えば、ちょっと指にささくれができて痛いだけでも精神が過剰に反応してしまい絆創膏や消毒をしないと落ち着かないし まぁこれくらいほっとけば治るか~とはならない。治るまでひどく落ち込むし、精神的に弱っているので、ちょっとのことで落ち込みやすくなってしまうし。簡単に、パニックになりやすい状態になる。そんな私が手首に傷を付けるとかムリだと思った。痛いのは怖い イヤ。

でも、首なら1回我慢すれば終わる。

それなのに、怖くて怖くてたまらなくてできなかった。






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