321話 【父は日本人 母は原住民族】







新しい美術の先生の

初めてのテストは

今まで一度も見たことのない テストで

問題用紙と答案用紙が

一枚いっしょくたになってて

見た瞬間に

「なんだこりゃあ!!」と声に出た




問題文が2行だけって

テスト作る気なかったのかな

やる気ないのかな ないんだろうな

問題文も命令文だし

テスト読むだけなのにイライラする

腹立つわ~~~~



テスト開始して

みんなペン進めてるけど

え、みんな書けるのこれ? すごいね

美術部の個展、みんな見に行けたの?

うっそだぁ~

文化祭の日、休んでた子もいたろ




いや、えー・・・

見てないのに書けないよ・・・





テスト始まる前に美術の先生には

部活があるので美術部の個展は

見れませんって伝えてあるし

考慮するって言ってもらえたし


正直にそのことを書けばいいと思って

見れませんでしたって答案用紙に

バカ丁寧に書いてしまった




まさか0点で

返ってくるなんて思ってなかった



なんで

説明したのに・・・!!



テストの点数に

納得できなかったから

美術の先生にどーいうことだと

言いに行ったんだ



そしたら

「テストは美術部の個展の感想って先生は伝えてある」

の一点張り

私とのやりとりは「記憶にない」んだそうな

















↓↓

テストでのあれは、衝撃でしたわ~~。小さい時に、正直者には福来たると絵本で教わって花咲じいさんとかさぁ、こぶとりじいさんとかさぁ、悪い人がひどい目にあって正直者が、救われまして めでたしめでたしって、あれは絵本で全部フィクションですからねぇ~~~現実は違うんですよね~~~正直に生きたところで、救われるとは限らないんですよね~~~~(キレ)


まぁ・・・私だけかもしれないけどさ・・・(泣)
特殊な不運を持って生れて来たことには、違いないな、うん納得した。


けど、イヤだった。実家とは別のベクトルですんごいストレスだった。へぇ、ストレスってこんなに種類あるんだって知ったもの。小さい時に、正直に生きなさいって幼稚園や保育園とか小学校で教わって ほとんど学校も保育園も通ってない私でも一度以上聞いたことあって その物語が正しいと信じて疑うこともなかった。リアル絵本物語とか作っても子供に読ませるものではないということはわかるけど、子供たちに現実も知ってほしい気持ちもいっぱいだ。私の様に人の言葉を鵜吞みせずに、ちょっと考えたりウソついたり悪知恵を働くことへの重要性を説きたい。そーいうのも生きる上で大事なんだよって!!




↓↓


ブログランキングの応援はこちら('ω')

押してくれると助かります


にほんブログ村 イラストブログ 絵日記へ
にほんブログ村



↓↓

読者登録はこちら('◇')ゞ

いち早くブログが読めます





↓↓

1話からはこちらになります(*´▽`*)