329話 【父は日本人 母は原住民族】







50円を支払えない理由を

聞かれたから

支払う意思があろうがなかろうが

お金をそもそも持っていないことを

説明せざるを得なかった



そしてその説明をするということは

家庭の事情を話さなければ

いけなくなるわけで・・・


話したいわけじゃなくて

むしろ話したくなかったんだけど

廊下で話す内容じゃなかったし



先生に呼び止められてまで

これは話さなきゃいけないことなのかとか

思考の情報過多で

頭がぐるぐるしちゃって

言葉の取捨選択をする

余裕なんてなかった




ちょっと言えない事情があるんです・・・




とか、適当に断ればいいのに

根が真面目なもんだから

質問には答えなければと

変に使命感意識があって

焦っていたのもよくなかった



しょーもないこと

ベラベラと喋ってしまった




言ったところで

誰も助けてくれないのにね




何とか、先生の

「そっか・・・」が聞けて




やっと帰してもらえて

モヤモヤはしたけど

その日は帰れて安堵したんだ



















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思考を巡らせるのは好きだけど、一度の情報量があまりにも多いとどーしても処理なんてしきれなくなる。すぐパニックになっちゃう。もとより賢いほうではないし、情報処理能力のスタミナがそんなにない。今だって、えらい時間をかけて休み休み書いたりしてるのだ。会話もそう、そんなに考えるスタミナがないからぽやっとしてる。チャットであれば、考えを吟味できるワンクッションあってギャグとかも言いやすいかな。がちょーん。



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