337話 【父は日本人 母は原住民族】









へぇ、姉って相手に対して

悪いなって感じる罪悪感とか

持ってたんだ・・・



でも、それは建前で

本当は自分に対する心象が

悪くなるのを恐れて良い子ちゃんを

やってたんだろうなぁ



人に対する罪悪感とか

あるんだったら



自分は親から、ぶらでもぱんつでも

新品のしたぎを買ってもらえるのに

妹の私は買ってもらえなくて

自分が捨てた、したぎ付ける妹に

何か思うことがちょっとはあると思うんだ



特に何事もなく

姉の相談話が始まったもんなぁ



姉は、おばさんに連れられて

知らない土地に行くのことへの

不安もあったらしい


知らないところへ行く

ストレスに対して

自分のお世話係やストレス解消が

欲しかったのかもしれない

それで私に声をかけたんだろうな



姉は外面がよくて良い子ちゃんだったから

愚痴る相手もいない場所で

何日も泊まり込みはきつかろう



別に姉の為ではなかったけれど

修行とか特殊な話で

面白そうと思ってたし

好奇心があった



何より家から離れられるのが良い

私は、どーせヒマだし

姉の話に快諾した

















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子供の頃は何もすることが無くて、一日がすごく長くてたいくつでたいくつで仕方ありませんでした。お金があるわけじゃないし、自分が好きなゲームを持ってるわけでもない、漫画もほとんど姉の物で姉がいない間にしか、こっそり読むことはできなかったから、バレたら、まぁ姉がカンカンに怒って怒って大変でした。(それでも隠れて読んでたけど)一緒に遊ぶ友達もいなかったからなー。

楽しいと思えることは漫画を読むことくらいだったんですけど、何十回と同じ漫画を読んだら飽きちゃうんですよね。それで、小説も読むようになりまして図書館に行ってどれがいいかと本を漁るもそんなに面白い本はなかったし学校の図書室で色んなの読んだけど読み飽きずに長続きする本もなかったなあ。学校にある本は戦争の話が多くて、アンネの日記とか、少年Hがあったり、割りと内容が暗めの本が多くて続きは気になるけれど、もっと読みやすそうなフランクな本も読みたくなりましたね。


まだ読みやすそうなので、樋口一葉のたけくらべだったかな。現代語に訳してあったから、まだ読めたけど、それでも古風な描写や言い回しが多くてそれはそれで楽しかったです。




あ、次回から修行編スタートです(*´▽`*)




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