338話 【父は日本人 母は原住民族】










参加者は大人がほとんどで

修行期間が1週間もあるから

開催日時は

有給を挟みやすい

連休を選んでいて 

夏と冬とで年に2回ほど行われていた



私達が参加したのは夏で

子供の私たちは

夏休みに入ってすぐの頃だった



大人はちょうどお盆休みじゃなかったかな



最寄駅からは、徒歩で向かっていて

道先では

そんなに人も居なかったはずなのに

到着した大きな道場では

奥に行くほど不思議なことに

沢山の人で溢れかえっていた


そんなに沢山の人が

いるだなんて思ってなくて

受付は長蛇の列を組んでいて

おどろいた



受付で名前の確認もしなきゃだったけど

後から参加だった私たちの

参加料金もあって

おばちゃんが支払ってくれた

姉と私の2人分で

一週間の修行代が

2万円もしなかった気がする



泊り代込みのお値段だから

かなり良心的な値段なんじゃないだろうか



気になったのは修行の前に

集団生活をする上でのルール説明があって

修行中は基本的に

外出が禁止だったことだ


外出は禁止だから

例えばコンビニやスーパーで

何か買うとかもできない

俗世と離れることも修行の一つらしい


元より田舎だったから

コンビニまで徒歩どれくらいかかるか

見当もつかなかったけど(汗



敷地内にけっこうな数の

自販機があって

売り切れになるほど

栄養ドリンクが人気だった



みんな栄養ドリンクを買うのか・・・

それだけ大変な修行なのか・・・

と、ちょっと

ドキドキした















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子供の参加者はほとんど居なくて大人ばっかりで、子供が参加するには少し難しい修行みたいだった。私達以外の子供は、私と同じくらいの年の姉妹が一組と私より歳の若い兄弟の一組がいた。あとは全員大人。ほぼ300人もいて皆大人だったし、こんなに沢山の人と一緒にいることなんて早々ないから緊張した。個人スペースなんてないし、こんなに人がいるから敷地に入ってから一人になることなんて全くなくて心が休まることなんてまるで無かった。一瞬、1人になれるのがトイレくらいだったなぁ。いま、同じように修行に参加できるかと聞かれたらできないって答えちゃう。パーソナルスペースなんてなかったからなぁ。



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