340話 【父は日本人 母は原住民族】









一階も二階も

大広間の和室があって

そこで男女一緒で雑魚寝だった



一応、男性と女性でこっち側って

別れてはいたけど

広間だから、仕切りも何もなくて

誰にでも全部丸見え

布団は所狭しと

ぎゅうぎゅうに並べられ

歩けば、他の人の布団を踏んで

移動することになっちゃうから

自分の寝る布団に行くにも

一苦労だった



夜10時の就寝時間が過ぎて

電気が消えて

各自、自分の布団に

潜り込むのかと思いきや


布団に入って寝る準備をする人は

全体の三分の一くらいで

その他、大勢の人にとっては

小声でお喋りの時間だった



小声と言っても

約300人ほどもいるから

半数以上が起きてる中で

お喋りが始まったら

まぁ、スクランブル交差点の

真ん中で寝てるのと

そう変わらない

まぁまぁの騒音だ


布団に入れてるのと

通路口以外は、電気が消えて

薄暗くなっているのが

眠れそうなポイントかな


大勢の人の気配を感じながら

雑音を聞きながら

この状態で寝れるかなぁと

不安だったけど

疲れてたから

案外、寝れた















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広さで言ったらお相撲さんが試合をする会場位の広さかなぁ。そこを全部フラットにして畳の床で所狭しに布団と人がいる感じ。もし被災したりして、避難したらこんな感じかなぁと疑似体験にもなったと思う。それは今思うと、良い体験だったかな。テレビとかで実際、避難して体育館で生活してる人を見たことあるけど、見た感じ修行先はそれよりももっと人が多くてぎゅうぎゅうで狭かったからいい訓練にもなったと思う。けど、体育館の冷たいフローリングと和室の畳じゃな寒さと柔らさが違うだろうから避難するなら畳がある場所のほうが身体の疲労回復にはいいんだろうな。私は畳でアレルギー出ちゃうからダメだけど。それを踏まえて、もし、どうしても非難しなきゃいけない時が来たらと考えるとキャンピングカーあったら便利なんだろうな・・・。



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