朝6時に起床して
布団を片付け
朝ごはんを作る人は台所に行き
それ以外の人は掃除を始め
そのあとに配膳の準備があって
長い机を出して並べ
朝ごはんをいただいたら
身支度やらなんやらを済ませて
8時くらいだったかな
ズラっと大勢の人が
均一に並んで
一丸になって
お経を読み始める
一人一人が同じ言葉を
同じタイミングで言うから
これだけの人数で言うのは
迫力があった
食器の片付けもあったから
後からも来る人もいて人が増え
さらに地響きのような
お経の音が聞こえた
ずっとお経を読む
ずっとお経を全身で浴びるように聴く
これがお昼の休憩まで続いた
そしてお昼を済ませ
休憩も終えると
また同じように
お経を読む
なんと、このお経を読み切るのに
一日かかるのだ
このお経はもう一冊あって
そっちは小さな豆本で
時間短縮用に朝晩と
簡単に読めるようにってあるみたい
・・・豆本だけ
読みたいなぁ~
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食事当番の人は、途中途中 食事の支度があるからお経の修行を抜けられるのを見て、ちょっと羨ましかった。私も当番でそっちいけないかなと思い「手伝うよ」と伝えてみたけど、どうやら大人しか当番はダメらしい。料理できるんだけどな。皿洗いとかの雑用でもいい。そっちに行きたい。修行がツライというか長時間、同じことをし続けるのがツライ。
私は初日で、できなくはないけどとか思っていたのに連日過ごすうちに精神的にキツくなっていった。ここは修行の場。つまり、これを毎年やり続けてる人がいるってことだ。すごい忍耐力だ。えらいなぁ。
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