365話 【父は日本人 母は原住民族】






シュッとレーンをまたぎ

斜め移動の瞬間に

ザワっと

どよめきが巻き起こった



おや?と思ったものの

すでに走り出したら

止まらない

足の痛みもなんのその

ゴールを目指して

テープを切った



体育祭って放送部が

実況中継しながら

競技が行われるから

いつもなら

臨場感あふれる盛り上がりを

見せるんだけど

音楽だけが鳴り響いてた



何故だが

司会者も無言



私は一等でテープを

切れて大満足してた



ザワつきが止まらない中

すぐに案内係が1位の席に

こっちと進めてくれて

よっこらっしょっと

得意げに席に

座った瞬間に他の人が来て

ビリへとご案内


一瞬だけの1位だった



そこからはもう

クラスメイトからの

なんでだよのブーイングと

爆笑の荒し

優しい皆は再度

ルール説明をしてくれた



また10人位で一斉に














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こちらは広告表示もなく より読みやすいように 

加筆修正されてますん ぜひ





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みんなから教わって、線を跨いじゃいけないのはわかった。次からは気を付けることにした。実は、もう一個だけ競技に参加しなきゃいけなかったのよね。いやぁ、その前にルールわかって良かったわぁ。