386話 【父は日本人 母は原住民族】






女子もそこそこの強者(つわもの)揃いで

授業中に教室に落ちていた

錆びだらけのきったねぇ画鋲(がびょう)を

拾って自分の鼻に刺して

「いったーい」って言ってました



一番気になったのは

その画鋲は洗ったわけでも

消毒したわけでもありませんでした



無事に鼻に穴を開けることに

成功していたけど

ボディピアス用に身体に穴を開けたいなら

医療用の道具を使うか

ピアス専門店か病院でやらないと

傷口が化膿しちゃうんじゃないか!?

衛生的に問題あるから病気になっちゃうぞ!?

と、心配になりまして



あとで、本人に大丈夫なのか聞いたら

「大丈夫~」って返事と

「お店や病院だとお金かかるからさー。画鋲ならタダじゃん♪」

と、笑ってました



あーそうか お金かかるもんなぁ

その費用分、ピアス代とかにしたいもんね

「でも落ちてる画鋲はダメだよ!綺麗な画鋲を使ってね!」

って心配したら


「はーいw」って返事してくれて

中々、素直な子だった




ヤンキーばっかりのクラスで

私は殆んど友達を

作ることはできなかったけど

そのヤンキーのクラスメイト達と

別段、交流してなかったわけでもなかったので

そこそこ会話とかもしていたんですよね

だから世間話程度なら

向こうも普通に会話してくれました













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同年代のクラスメイトだし、返事もしてくれるし会話もしてくれる良い子だったりするんだけど、教室に新聞紙敷いて肩にケープを付けて友達と髪の毛カットし始めるのは止そうな。授業中だぞ。授業の邪魔にならないよう教室の後ろのほうでやってくれてたけど、目立つぞ。授業を受け持った先生は、最初は注意していたけど、早々に諦めて真面目に授業を受けたい生徒もいるだろうと授業を続けていた。気の毒だった。

そのクラスメイト達は今何やってるのかな。愛想が良いし、誰よりも幸せに暮らしているのかもしれない。同窓会とかないから誰が今何しているのかとか知らないんだよね。ちょっと気になる。