400話 【父は日本人 母は原住民族】





子供の頃は

母の話を聞いて

そーいうものなんだと

それが常識なんだと

他にモノを教えてくれる人なんて

いなかったので

それが真実だと信じてしまいました



病弱で

保育園にも小学校にも

殆ど通えてなかったので

人と交流することがなかったのも

親が言うことを信じやすい

原因になっていたと思います



今、思い出しても

おかしいですもん



母が言うには

自分も母に、私から見ると祖母に

何でも尽くして

子供の頃から働いたお金は

全部

祖母に渡して

そこからお小遣いとして

いくらかを貰っていたと

だから、あんたもそうしなさいと

何度も何度も何年も

言い聞かせられていました



母が祖母にしていたと言う内容は

真実かどうかは調べようがないので

わかりませんが

本当だとしても時代が違うし

人が違う

それは母の人生であって

私の人生ではないのに


「私は子供の頃から働いていたのよ」

「あんたはいいわよね」


とかもよく言われました



そこまで言うならと

私も子供の時に「じゃあ、これから働くね」

と言うと大激怒



一生懸命、子供がどうやったら

働けるか自分なりに

調べたりしたのですが

子供が働くっていうのは

親からすれば世間体が悪いじゃないですか

そもそも家はお金持ちなのに(その頃は)

何故、小さな子を働かせるのだと

なるじゃないですか



あまりにも私に文句を言うから

じゃあ、働こうとしたのに

非難轟々(ひなんごうごう)と

まくし立てられ

頭の中が、ちんぷんかんぷんでした



















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おそらく母はただ自分の子供の頃の愚痴を言いたかったんでしょうね。それでもって、それを誰か聞いてくれる人がいないから子供の私に聞かせたのでしょう。母にとって、子供の頃イヤだった思い出の一つなのかもしれません。


じゃあ、イヤだったことを何で自分の子供にもさせようとするのか意味わかんないんですけどね。それをすることで子供時代の自分を救えるとかなんですかね。ああ、あの時大変だったことを今度は子供が自分の為にしてくれた、あの時のことが報われたなぁとかなるんですかね??自分がして辛かったことを友人知人も含めて大切だと思う人、家族にもさせたいとは私は思わないのですが母は自分の気持ちを分かってもらう為にも同じ体験をさせたかったんですかね?これらは全て私の憶測で話しているのですが、正解だとしたら思考も発言も行動も全部理解できませんわー。私の性格と相性良くないですわー。


私から見て相性最悪なんですから、母からみても恐らくそうだと思うんですよ。私は母に、とことん嫌われていたのだと思います。親と言っても別の人間なので合う合わないはありますよね。母の場合は相性とか以前の人間性の問題ですけれど・・・。