
めぐちゃんが刃物を持って
向かって来ていたのは
見えていたので
小柄なめぐちゃんを
止めるのは
私の力であれば
たやすいなと見積もり
わりと落ち着いていました
ところがO君が助けてくれて
O君が助けてくれるとは
思っていなかったのですが
存外いいやつでして
めぐちゃんが何故
そんな行動に出たのか
理由も聞こうとしてくれていて
私の出る幕は無さそうでした
私が間に入っちゃって
ヒートアップしちゃうと
いけませんし
見守ることぐらいしか
できません
何故、めぐちゃんが
私を刺そうしてきたのかは
この前、私が告白を断ったことだろうなと
目星(めぼし)は付いたのですが
それをO君は知りません
そりゃあ、O君からしたら
好きな人が目の前で
刃物を持ってご乱心ですよ
心配しますよね
よっぽどの理由があるに
違いないとか
思いそうなものです
彼女のことを知っている人なら
そうは思わないんですけどねぇ
恋は盲目と言いますし
めぐちゃんとO君が
タッグを組んでこちらに
向かってこないことを
願いました
*名前は全て仮名です
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キンドルにて 電子書籍1~6巻発売中
こちらは広告表示もなく より読みやすいように
加筆修正されてます ぜひ(*´▽`*)
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O君、めぐちゃんに彼氏がいること知らずに告白してるんですよ。そこも切ないんですよね。知っていたら片思いだけして告白もしなかったんじゃないかな。高校生の恋愛模様ってピンキリで、めっちゃドロドロしてる恋もあれもピュアピュアな恋もあって人によって色んな恋愛模様があるんだな~と見てきました。お付き合いできたら登下校一緒にしたい、手とか繋ぎたいとか本当に高校生のセリフか?と疑わしくなるピュアな恋をするO君みたいな人は、ドロドロ恋愛タイプの人を好きになるとこのように振り回されるんだなぁ~と目の前でリアルドラマが繰り広げられていましたよ、ええ。
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