423話 【父は日本人母は原住民族】







国語の先生は

まだ罪悪感があるように

見えた


だから、相談したら

話を聞いてくれたかもしれないけど

被害者であるYちゃんが

学校を訴えない限り

問題になることはないだろう


もしYちゃんが学校を訴えるなら

目撃証人はクラス全員だし

なんなら担任の先生が


Yちゃんを殴る様子を

証拠写真として携帯に

納めているクラスメイトがいたし

証拠としてはバッチリだ


Yちゃんを援護する人は多かったし

私も力になる気まんまんだった


けど、Yちゃんは学校に来なくなって

それっきりで音沙汰がなかった

学校側もいつも通りの日常で

何も変わらない

残念な結果に終わった














↓↓

絵日記と文章が

一気読みできるkindleはこちら

1~6巻まで





↓↓

読者登録はこちら





↓↓

ブログランキングの応援はこちら

にほんブログ村 イラストブログ 絵日記へ
にほんブログ村




↓↓

この事件に関しては、この話でおしまいです。学校での出来事だと、だーれも警察とかに相談しないんでね。闇に葬られておしまいです。何とも後味の悪い結果ですが、被害者が声を上げないことにゃあ何にもできんのです。国語の先生だって、何が正しくて何が間違っているのかわかっていたのでしょうね。だって、私にも何のおとがめもなかったのですから。先生なりに悩んだと思います。

もし、学校や会社で何か、おかしなことが起きたら誰かに相談してください。それもできるだけ多くの人に相談してください。おかしいなと分からなくて当事者ってことに気付かないことも多いので、腹が立ったり悲しいことが起きたら誰でもいいので人に相談してください。自分で、気持ちの目安を作ってください。あなたの気持ちが一番正常です。