49話 エンドレス

何度も何度も、お説教や暴言や暴力で人として正しい道をさとされるも 私にはより罪悪感が増すだけで倫理観で空腹を満たすことはできないので ポケットから拝借することを止めれません。


ご飯を食べさせないことや、暴言や暴力を加える人達に 人としての正しい道を言われるとかちゃんちゃら可笑しいのですが、それが私の親でした。



本当はしたくありません。

ダメなことだってわかってます。



でも、このまま食べなきゃ死んじゃいます・・・。

生きたかったんです。




腹の底から、渦巻く憎悪に耐えながら生きたいと心が叫んでいました。

そして、また生きる為に同じことを繰り返していました。