54話 ご飯のある幸せ

入院してると安心安全なご飯が3食も出て、病院生活は退屈で仕方なかったけど家に居ても退屈なのは変わらないし 清潔なベッドと温かい布団で眠れて幸せだった。


点滴を常にしていたから、不便ちゃあ不便だったけれど 慣れたらトイレも問題なかった。


平日は学校の給食は美味しいし、おかわりもできるし最高だった。


勉強は常に頭がぼんやりしていて、東京で授業するとよくわからなくて 授業以外もぼんやりしてて 遠足の日とか知らなくて普通に学校に行ったら 校庭に学年の生徒がランドセルじゃなくてリュック背負って体育すわりで並んでて、おったまげたけど・・・。


それ以外のハプニングも沢山あって先生たちを困らせ、そんなつもりはないのに問題児になってしまって 小学校から中学校までめちゃめちゃ大変だったわけですが・・・。 


おっと、脱線しすぎた。




ちゃんとしたご飯がある時は、入院した時と給食の時でした。

困ったのが、土日祝日とGWや夏休みや冬休み。

長期の休みがある時です。



普通なら、休みとなると喜ぶイベントだと思うのですが 私にとってはサバイバル生活の始まりでした。

なので、全然嬉しくなかったです。



父はいても、こき使うだけでご飯の面倒を見てくれないので 困ったもんでした。