129話 6LDK

「戦傷病者戦没者遺族等援護法」によって、本人または遺族に特別の障害年金や遺族年金が支給されます。


他にも、12年(兵・士官)13年(准士官)以上勤務した軍人には「軍人恩給」と呼ばれる年金制度によって本人とその遺族に給付があります。




お爺ちゃんも、目に見える範囲では、片足が伸びてしまい歩行困難の後遺症がありましたので、国からの支給金がありました。




そして、そのお金で


誰もここには、建てられないだろうとお爺ちゃんは特別な場所に家を建設しました。




お爺ちゃんは、小さな山の大きさ位の岩の上に家を建てたのです。



職人さんたちが岩を余分に割らずに、ひびなど入れずに少しでも失敗したら土台を作れないので お爺ちゃんの家は、現在の技術で作ることはほぼムリだろうと言われています。


作れたとしても、莫大な金額がかかるだろう父に聞きました。




岩をどかしたり、割ったりするのではなく 岩の上に家を建てたのでお爺ちゃんは得意げでした。(豪快)






他にも、周りに家を建てられそうな土地あるんですけどね・・・。






昔の人の話は、規格外の事ばかりしてて面白いです。












↓↓

たぶん、6LDKだったと思うんですが隠し通路があったので、通路の先に部屋があったとしたら不明です(;'∀')

家の真ん中に、15畳くらいの四角い仏間があって それを取り囲むようにリビングやらキッチンやら部屋がありました。


あと、庭の先に大きな池があってそこに鯉がたくさんいるので 池にボートを乗せて餌をあげたりしました、めっちゃデカい家だったな。





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