147話 愉快犯


何のためらいも無く、父は母にライターを付けました



着火です





母の叫び声が聞こえ


あたりは髪が燃えた 嫌な匂いがしました。








父はというと、まるでイタズラが成功したかのように大爆笑


母も必死で、燃えた頭の火を台所で消しに行きます。






私は何もできずに


椅子の後ろに隠れたまま 




震えながら



次は私の番かもしれないと 



ちぢこまってるだけでした 。






幸い、父は満足したのか 母から罵詈雑言の怒りの言葉を浴びて 


にこにこして、どこかに行きました。










私の警戒心はとけません。


この家は、おかしい家だとこの頃から はっきりと自覚していきます。






















↓↓ 

いやいやいや、家がおかしいと気づくの遅すぎぃ!!って、突っ込む方もいらっしゃると思うのですが私もそう思います(;´Д`)💦

しかし、産まれてからずっと この家で育ってるんで 視界が世界がここしか無いんですよ(;´・ω・)

だから、途中で気づけただけでも、めっけものと言いますか・・・(-"-;A ...アセアセ



なんせ、病院と実家の往復がおもで、学校もほとんど通ってなければ友達も居なかったのでねぇ・・・。あ、まぁ、刹那的な友達は居たんですけど 私がすぐ入院しちゃうんで 仲良しが持続しないんですよねぇ。


なので、比べるもんがないとわからないんですよ。


そして、わかったらわかったで自分の境遇に絶望しか無いので、気づくのが遅くて良かったかなぁと思います。

この時、9歳かそこらですし!!






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