人物紹介 父
人物紹介 母
人物紹介 姉
人物紹介 私











209話 【父は日本人 母は原住民族】



朝と夜の挨拶は、正座で両手を合わせてこうべを下げるとても丁寧なものでした。






そして、毎日の招集時間です



皆で並んで一人ひとり保母さんに日記を預けます






素知らぬ顔で 私も日記を預けるんですけど、保母さんは私の日記をパラりとめくって絶句。







そら、そうだ


私は、日記に文字なんて書けなかったんです。







私の心の中を線で表すのでいっぱいいっぱい



自分のことも知らないから、助けてって言葉も出てこなかった。








日記なんて


書けなかった











↓↓

学園に来て、2年くらいは日記に一文字も文字を書くことができなかったんですよねぇ・・・。

それで、毎回 保母さんに怒られて、でも私も書くことができなくって ついに保母さん達が折れて音を上げていましたね・・・(ごめんよ)


感情を表に出すことは怒られることで、意志を持つことはダメなことで どうすることもできなかったんですよねぇ。そして、それが゛普通で当たり前のこと゛なんだと両親に植え付けられて勘違いして育ったもんで私はせっかく学園に来て人権が手に入ったのにそれに気づかず人権が無いままでした。
 



↓↓

ブログランキングに参加してます💖( ゚Д゚)
ここをぽちっとお願いします💖( ゚Д゚)


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村


↓↓

1話からはこちらになります(*´▽`*)⭐
イラストはタップすると拡大できます(*´▽`*)⭐